自己紹介

こんにちは、和島大輔商店の和島大輔です。
大阪の肉屋です。

当店のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。

よくフルネームを屋号にしてるのって
変わってますね。と言われます。

それにはちゃんとした理由があります。

正直、あまり話したくないことですが、
あなたと信頼関係を結びたいのでお話します。
私は牛肉を扱う家業の3代目です。

祖父は新幹線がまだめずらしい時代に
全国の和牛生産者の元へ出向き、

牛を買い付け大阪に連れてくるという、
今で言うバイヤーの様な仕事をしていました。

父は祖父の買い付けてきた牛肉を
小売店で販売していました。

ですので、私は幼いころより牛肉を
あたり前のように毎日食べていました。

それこそ、修学旅行などの食事で
お肉が出なかった時ぐらいしか
食べなかった記憶が無いくらいです。

こうして、食べることに不自由なく
育ってきましたので

私が肉屋で働き出した頃は
牛肉をご馳走だとは思っていませんでした。

恥ずかしながら牛肉に思い入れもなく、
仕事として、商品としてただ漠然と牛肉を扱っていました。

仕事はきつく、一日中立ちっぱなし。
ずっと刃物を扱うので何度も怪我をしました。

油汚れしやすい仕事なので清潔に保つため掃除ばかり。
当時、3Kと呼ばれていた職業だと思っていました。(今はそうは思っていません。)

仕事に身が入らず、社長には毎日のように叱られていました。
自分がミスをしても屁理屈を言って口答えする始末。

手に負えない、そんな風に思われていたのでは無いでしょうか。

そんな私を変える衝撃的な出来事がありました。
それはあるお客様の一言でした。

以前、私が店頭でお肉選びをお手伝いさせていただいたお客様が、
再度お立ち寄りいただいた時に

「お兄さんにこないだ勧めてもらったお肉、美味しかったです。
みん喜んでくれて、お肉ばっかり食べるんです。
お兄さんに相談してよかったです。又お願いしますね。」

すごく嬉しそうな笑顔でおっしゃっていただいたんです。
その時、お肉は食卓を囲むみんなを喜ばせることができるんだ。
きつくてしんどい仕事も役に立つ仕事なんだ。と、感じました。

そして、今まで中途半端な気持ちで仕事に取り組んでいた自分が
恥ずかしくなりました。

それからは、肉屋という仕事に責任を持とう。
そう心に決め仕事に取り組みました。

まずは扱っている牛肉についてもっと知るべきだと考えました。

品種や産地、肉の規格など、
牛に関する本を100冊以上読みあさりました。

そして、実際に牛が育てられている環境を知りたいと思い、
ブログを介して知り合った宮崎の育成農家の方に
無理を言って牛を育ててらっしゃる環境を見学させていただきました。

仕事の合間を縫って行ったのでゆっくりはできませんでしたが、
宮崎まで牛を見に行ってよかったと思いました。
宮崎は本当に自然に恵まれていて牛が育つのにとても良い環境だったこと。

そして何より、農家の方が本当に手塩にかけてらっしゃるのを目の当たりにし
本の知識だけではわからない宮崎牛の美味しさの秘密を垣間見ました。

牛肉のことを知るためにしたのはそれだけではありません。

お客様が料理される際、どのようにお使いになるのか
。ほんとうに美味しい牛肉の食べ方はどんなものなのかを
研究するようになりました。

牛肉に関する料理の本を片っ端から買い、
実際に作って食べるという事を繰り返しました。
(お陰でレパートリーが増え食事が楽しくなりました。)

さらに、お店に無理を言って長期の休みをいただき
プロの料理の世界に飛び込みました。

約3年間、料理をつくる仕事をさせていただき、
厨房を任せていただけるようにもなりました。

その甲斐もあって、肉屋にもどってから自信を持って
牛肉を勧めることができるようになりました。

牛の生産から調理まで実際に
体感したのが大きな自信につながりました。

当店がお届けする牛肉がすべての方にとって100点ではないと思います。

ですが、あなたに「お兄さんのオススメのお肉
、美味しかったです。又おねがいしますね。」

そう言っていただきたくて毎日頑張っています。

そして、肉屋の仕事に対して責任を持とう。
そう心に決めた事を忘れないように、屋号を自分の名前にしました。

ぜひ一度、お気軽にご注文くださいませ。

和島大輔商店  代表  和島 大輔